盗聴と盗撮機器の市販されるもの

市販の盗聴器発見器はシリアスな場面には向かない

現在は、情報機器の性能が飛躍的に向上し、しかも比較的安価にそれらをネットや電気店で手に入れられるため、簡単に盗撮や盗聴が出来てしまう時代です。出回っている盗聴器の数は40万台とも言われています。それだけに、自宅や勤め先でちょっとおかしいなと思ったら、まず盗撮・盗聴を疑ってみる必要があります。

 

調べ方ですが、最も手軽に出来るのは、盗撮器・盗聴器発見器を購入し、ご自分で探知する方法です。価格は性能に応じてまちまちですが、安いものだと1,000円程度からあり、現在Amazonで最も売れているのは3,000円台の機種だそうです。

 

ただ、そうした機種にも一長一短があり、確実に盗撮器・盗聴器を発見出来るかといいますと、見逃してしまうことも少なくないようです。かとって数万円もするような発見器はなかなか手が出せませんから、徹底して調べるには、むしろプロに依頼した方が安くつきます。

 

一概に言えませんが、素人が自分でする探知では、仕掛けられた盗聴器の90%を見逃しているというデータもあるそうです。逆に言えば10%くらいしか発見出来ないということになります。しかし、それでも何もしないよりはいいですから、被害がそれほど深刻でない場合、まず安価な機器を購入して自分で調べてみて、それでも疑念が残る場合、プロの業者に依頼するのも方法ではないでしょうか。